Completion in 2004 /
Maidashi Higashi-ku Fukuoka,
JAPAN
設計期間 2004.7～2004.9
工事期間 2004.9～2004.12
構造設計
㈱飯島建築事務所
施工
戸田建設㈱
設備 協和建設工業㈱
電気 沖ウィンテック㈱
主体構造 アルミニウム合金造
基礎 ベタ基礎
規模 地上２階建
軒高 7.250ｍ
最高高さ 7.450ｍ
敷地面積 129.88㎡
建築面積 80.44㎡
延床面積 141.96㎡
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㈱山本理顕設計工場で開発されたアルミ構造システム“ラチスパネル”を使用した、プレファブリケーション工法によるアルミ建築。福岡市内の商業地に建設され、1階はフラワーショップ、2階は貸店舗として使用される。X型のアルミ押出し材を組み合わせた、1モジュールが1200㎜×1200㎜のラチスパネルを市松模様に配置することで構造体を形成するため、柱や梁、ブレースは一切みられない。2階の床面および屋根面は1200㎜×3600㎜を1ユニットとするアルミ押出しの折版で構成され、折版の谷の部分は天井フトコロとして給排水や電機などの設備用配管スペースに利用される。また外壁面は、ガラスや断熱パネル、開閉できる窓やドア、ガラリなどさまざまな仕上げ材としての外装ユニットを、好きな位置に自由に取り付けることができる新しいシステムである。
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1. 市松模様に並んだラチスパネルによる、アルミの建築構造システム。
2. 無機質なアルミの素材感と色とりどりの美しい花々が、対比的にお互いの魅力を引きだす
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3. 夜の闇に浮かび上がるアルミの構造体。ラチスパネルに反射しながら外へと漏れ出る照明の光が、街の景観にこれまでにない表情をつけ加えている。
4.さまざまな外装ユニットが取り付けられたアルミのファサード。
5. 1階内観。アルミの構造システムには、設備廻りの配管スペースも組み込まれている。
6. 2階内観。時々刻々と変化する、ラチスパネルの影が印象的に伸びる室内。
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写真提供：SUS株式会社
