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Dental Clinic on Keyaki-dori Street

けやき通りの歯科診療所

Completion in 2006 /
Kego Chuo-ku Fukuoka,
JAPAN

設計期間 2006.5~2006.8
工事期間 2006.9~2006.10

 

施工
㈲オフィス設計
設備 ㈱瑞穂工業
電気 ㈱瑞穂工業

主体構造 -
基礎 -
規模 -
軒高 -
最高高さ -
敷地面積 -
建築面積 -
延床面積 65.58㎡

 

A

A. 半透明なガラスのスクリーンを通して、中の様子が外にも伝えられる。屋内外の双方向のコミュニケーションを可能とする受付と待合いスペース。下はCGによるファサードのスタディ。施設イメージを表すサインの効果も兼ね備えたファサードの検討。

 

福岡市の商業の中心地、天神地区に新規開業する歯科診療所の内装計画。建物前面の道路沿いはケヤキの街路樹が並木道をつくり、初夏の新緑から秋の紅葉まで心地のよい木陰と憩いの場をこのエリアに提供する。予約外来を前提としているテナントの性格上、派手な色彩の看板を大々的に掲げた施設より、このエリアの景観に馴染みながらも、存在感やオリジナリティを感じることができる“場”が求められた。比較的ゆったりと歩道に面して配置された受付と待合室は、白色のニュートラルな空間を背景としたプレゼンテーションステージでもあり、スタッフの日常のアクティビティや働いている姿が表通りの景観を構成する動的な要素となる。トータルな空間の総体が、この歯科診療所のコンセプトを発信する “宣伝装置”となるように計画されている。

1. 受付 / Reception
2. 待合室 / Waiting Area
3. 診察室 / Treatment
4. 相談室 / Consulting
5. 廊下 / Path

6. X線室 / X-ray Examination
7. トイレ / Lavatory
8. 技工室 / Dental Mechanic
9. 院長室 / Doctor's Room
10. 機械室 / Machinery

 

1

受付は白を基調としたニュートラルな空間

2

半透明のスクリーン越しに行われる気配のやり取り

3

診察室内観

5

3つの診察室を結ぶ透明感のある廊下

撮影:今村成明