志摩船越の別荘のヒントになったモノ

志摩船越の別荘の立体模型

志摩船越の別荘の立体模型

糸島市の別荘地に建つRC造2階建の別荘。同じ別荘地内にある別荘の離れとして、執筆活動に専念できるプライベートな隠れ家が望まれた。急峻な崖とその下に広がる玄界灘といった自然条件に対して、人為的な活動の結果としてのシェルターをどのように対峙あるいは馴染ませるかが設計のテーマとなった。崖の上に引っかかったように佇む建物からは、時々刻々と光と色が移ろい多種多様な表情を見せる海面や漁師たちの活気のある漁の様子、月光に照らされ風や霧によって様子を変える対岸の景色など、自然の大パノラマを存分に満喫することができる。

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